実家の援助によって予算の心配がなくなれば、無防備な妻たちは、ほとんど業者の言いなりとなる。「これが最近の流行だ」と言われれば1も2もなく飛びつくし、「これは便利ですよ」とすすめられれば簡単に了承する。10年後、20年後の生活を考えることはない。それがほんとうに自分たち一家に合ったものなのか、必要なものなのかという議論がなされることもない。もちろん、コストパフォーマンスも、ランニングコストもあったものではない。
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その結果、「とんでもない家」ができてしまった暁に、「とんでもない追加請求書」が来る。たいへんな「痛み」を感じることになるのは誰か。やはり、その家に住む家族である。とりわけ長期間のローンや維持費の支払いに苦しむのは、夫である。家にかぎらず、何かをつくろうとするときは、ある程度の制限があるほうがいいのではないだろうか。制限があってこそ、真剣に考える。いろいろ工夫したり、やりくりをして少しでもよいものにしようと考える。その過程がたいせつなのである。妻の実家から援助を受けることが、一概に悪いとは言えない。しかし、妻の側が一方的に決めてはならない。夫が逃げてもいけない。援助を受けるかどうかも含めて、夫婦でじっくり考えることが必要だ。
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