工事経費と一般管理費の支出区分上の差だと考えられる。大規模工事では現場職員給与をはじめ1単位工事に関する工事経費支弁の範囲が明確にとらえうるのに対して、小規棋工事では工事単位の支出区分が実際上つきにくい。本来工事経費的な支出が一般管理費支出に処理されることがある。たとえば技術職員が1工事現場に専属せず、他の現場あるいは本店との兼任業務にしたがうなどの例はしばしばみられるところで、この場合、その給与は一般管理費になることが多い。
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つまりこの意味では小規模企業の総利益の幅が大きいのはみかけであって、実際上原価率は低くないのである。一般管理費を差引き営業外収支を加味した売上高純利益率は1〜5%程度が計上されている。これはあきらかに大規模の側で高く小規模で低い。そしてここ数年来の統計によると、純利益率は大規模できわめて安定的にのびており、小規模では水準が低くかつ不安定なのである。このようにして売上高純利益率の平均水準は製造業などにくらべて低い。建設業の利幅は一般に薄いといえよう。ただし、資本金・資産などの回転ははやいから、たとえば対資本金利益率などは高い。法人企業統計の例でいえばその平均水準は66.5%、大規模企業で平均約38%になる。
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